一流ホテルマンは瞬間移動する

素敵なサービス
11 /07 2009
リッツのソファ
エレガントなソファでした


大阪の大学病院で講演会をさせていただく前夜、勉強のためにザ・リッツカールトン大阪に宿泊しました。

インターネットで予約すると一流ホテルながらかなりお得な宿泊プランがあります。私は遅めにチェックインして、翌日午後2時まで滞在できるというプランを選びました。

ベルボーイさんに案内されて入った部屋は、予想に反してあまりに豪華で広くて

「あの~、部屋間違えていませんか?」と確かめたくなりましたが、その言葉を飲み込みました。

荷物を運び入れてくれたベルボーイさん

「ウェルカムドリンクをお持ちいたしますが、何がお好みでしょうか?」と・・・・。

これを聞いた私・・・

「あの~、私安いプランなんですが、いいんですか?」とまた確かめたくなりましたが

「グレープフルーツジュースをお願いします」と口が動いていました。

窓の外に広がる夜景をほれぼれと眺めている短い時間の後、早いこと

上品なグラスに注がれたグレープフルーツジュースと共にベルボーイさんカムバック。さすがです。

必要なことを説明してくれた最後に「湯佐様、私が何かお手伝いできることはございませんか」

そう述べた彼のその言い方が、お決まりの定型セリフではなく、心から尋ねているということが響いて来て一瞬言葉を失いました。素晴らしい。すべてが評判どおりの夢見るホテルでした。

特に私が感心したのは・・・・・

外出する際、フロントカウンター内にいる男性スタッフに部屋の鍵を預け、

「地下街に出るエレベーターはどちらでしたっけ?」と後ろを振り向きながら尋ねると、

「はい!私がご案内いたします」と次の瞬間には私のすぐ真横に立っていたことです。

ほんの一瞬だったのに。カウンター内から瞬間移動(!)しました。

一流ホテルマンは神通力も使える!

もうひとつ。

チェックアウトする際、荷物を持っている私の姿を見ると素早く背の高いベルボーイさんが手を貸してくれようとしましたが「すぐ出ますので・・・」とお断りしました。

重いキャリーバックをフロント前に置き、チェックアウトのやりとりをしている間、今度はベルガールさんがス~ッと笑顔で近寄って来て、パッとそのキャリーバックを玄関の方向に向けて置き直してくれたのです!

重いキャリーバックの運ぶ方向を変えるのは、確かにちょっと手間がかかります。

それに気がついて、さっと向きを変えるサービスをしてくれたホテルは初めてです!

なんという細やかな気遣い。

小さなこと、ささやかなことを大切にする。これが一流の証。

ウォルト・ディズニーの言葉に

「細部を失ったら、全てを失うことになる」というのがあり、私はこれを肝に命じています。

たいていのことは小さなことの積み重ねです。

「小さな一歩の積み重ねでしか、遠くへは行けない」これはイチローの言葉ですね。


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湯佐 弘子(ゆさ ひろこ)

マナーセンス 代表
サービスプロフェッショナルコーチ
日本ペップトーク普及協会 講演講師