2分で最強のラポールを築く

日常のこと
12 /19 2008
私にとってはぎっくり腰で幕開けとなった師走。

3日間安静にした後、劇的によくなりました。といってもかろうじて歩けるようになったという程度で、な
んと登山用の杖をついて都心まで出かけるはめに・・・・。

新宿駅構内を杖に助けられながらよろよろとしている時、普通に歩いている人々のスピードに驚きました。普段は私もそのうちの一人。

ある人が言っていました。
「ゆっくり動くと、考えるのもゆっくりになって、普段とは違うものが見えてきますよ。普段の私たちって、なんでも早く結論を出そうとして、考えるのも早いでしょ。」

確かに!ずんずんとまるで走っているようなスピードに感じられる新宿駅構内の人々の光景を見ながら、ゆっくり歩いて、ゆっくり感じてみるのもいいものです・・・。

話はちょっと変わりますが、みなさん「ラポール」って言葉、聞いたことありますか?

フランス語です。もともとは、セラピーなどを施す心理療法家とそれを受ける人の間に信頼関係が築かれた状態のことを指すとか。

心と心の間に橋が渡された状態とも例えられます。

セールスでも接客でも研修でも、とにかく相手と自分の間にいち早くラポールを築くことが第一といわれています。

なぜなら、こっち岸とあっちの岸に橋が架かっていないのに、何かを渡そうとしても無理なのです。

ぎっくり腰になってからというもの、私は会う人、会う人に「実は先日ぎっくり腰になりまして、まだ完治していないもので、ちょっと動きが鈍いのをお許しください」というようなことを前置きで話しました。

すると、多くの人が過去にぎっくり腰を経験されていて「それは大変!!私も○年前に・・・」と体験談とどのように完治させるか、その後の再発予防策までいっきに話してくれます。

そして、わずか1、2分で私とその人との間には「ぎっくり腰の友」といった強力なラポールができていることに気づきました。

どの人もぎっくり腰体験を語る時、まるでとびきりすっぱい梅干を食べたかのように顔がゆがみました。

同じ痛みを経験した者同士のなんともいえないうれしい(?)感覚でした。

みなさんがどのような動作をしてぎっくり腰になったかという体験談は、失礼ながら実に興味深いものです。

洗濯機から洗濯物を出そうとして少し腰を曲げた瞬間・・・・そのまま動けなくなった。

冬のロンドン。雰囲気に浸って、でこぼこの石畳をかっこつけて歩いていたら・・・ある瞬間、そのまま動けなくなった。

空が抜けるように青く気分のいい朝、庭の植木鉢を移動させようとして・・・ある瞬間、そのまま動けなくなった。

久しぶりに訪ねて来たかわいい孫を抱き上げたその瞬間・・・そのまま動けなくなった。

ある日ある時突然やってくる悲劇と喜劇。That's life !

最も笑ったのは、私が敬愛する素敵な女性の体験談。

お風呂に入ろうとパンツ一丁になったところで、替えのパンツをたんすの下の段から出そうと腰を曲げたその瞬間・・・・・おお~!

その後どのようにしたのかまではおそろしくて聞けませんでした。


rose
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湯佐 弘子(ゆさ ひろこ)

マナーセンス 代表
サービスプロフェッショナルコーチ
日本ペップトーク普及協会 講演講師