生涯学び続ける人

心得
10 /31 2015
私の住むマンションの隣は、広大な畑です。

ここに畑があるお陰で、夏は涼しい風が吹き、

野菜が成長していく光景を眺めるだけで、気持ちが良くなります。

hatake


柿の木の下には、無人の八百屋さんがあります。
yaoya

お陰様で採れたての野菜をなんでも100円でドバっと買うことができます。

お手製の漬物まで提供してくれているので、

うちはスーパーで買わずに豊かな野菜生活ができています。

本当にありがたいです。

先日、偶然にこの畑のオーナー田中さん(仮名)にばったりお会いしました。


田中さん(女性 80歳)は、15年前から地元の小学校に頼まれて、

畑のつくり方、野菜の育て方を教えに行っているのだそうです。

はじめは、「そんなこと私にはとてもできない」と

尻込みしたそうですが・・・・。


畑仕事をしていると、たまに中学校の制服を着た男の子が

「畑の先生~~!!」と寄って来て、

「小学生の頃、お世話になりました!!」と

お礼を言ってくれるのだそうです。

まさか何年も前のことをそんなに思ってくれているなんて・・・、

子供と関わって、様々なことに気づくのだそうです。


毎年招待される小学校の運動会に

「今年はいいだろう。うちでお茶でも飲んでいよう」と

行かなかった年があったそうです。

後日、先生が生徒達の作文を届けてくれ、その中に

「畑の先生がいなくて、残念だった」と何人もの子が書いているのを読み、

ああ、自分はなんて愚かなことをしたのだろう・・・と。



地域の人達の集まりでは、唯一自分だけが農家を続けているので、

野菜を料理して持って行くのだそうです。

ある日、ほうれん草のおひたしに対して、

「年寄りは入れ歯だから、こんなの持って来てもらっても噛めないよ~」と言われ、

ずいぶん腹を立てたことがあるそうです。

しかし、よくよく考えてみれば、その通り!!

仲が良い人だから、正直に言ってくれたので、

感謝するべき。

それからは、入れ歯でも食べやすい野菜の煮物に変えたのだとか。

私は、その田中さんの学びの姿勢に感動し、

人間て生涯学び、自ら気づいて心の成長を続けていくのだな~と・・・。



田中さんのお話が、あまりにおもしろくて、興味深くて、立ち話しで

なんと1時間が経過してしまいました。

よく、います。道端でず~っと話し込んでいる女の人達。

その気持が分かりました(^^ゞ






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湯佐 弘子(ゆさ ひろこ)

マナーセンス 代表
サービスプロフェッショナルコーチ
日本ペップトーク普及協会 講演講師